しらさぎ物語とあねかえし?下呂に伝わる銘菓
営業から帰ってきた、
元地方公務員の怖優しい先輩が
(それは、どうでもいいんですけどね)
「おい!
あねかえし
あったで、買ってきたで食べてみれ・・・
食べたことないやろ?」
って袋を渡されました。
中を見ると、草餅の餃子型のような和菓子が入ってました。
「ありがと、ございますぅ、ブログのネタにしますぅ」
というわけで、
本日のネタになりました。
というわけで
”あねかえし”
ってのは、
米粉とよもぎを練り混ぜて生地をつくり、
餡をくるむんですけど、
くるみ方が餃子の皮を閉じるような感じで包みます。
↑ぎょうざっぽいでしょ・・
飛騨地方、南部(飛騨高山育ちの私は、この”あねかえし”を
存じ上げませんでした。)
下呂市・萩原地区を中心とする限られた地域で、伝統的に
食文化として継承されているとのことです。
よもぎが採れる
新緑の季節
5・6月に限定したお菓子なんです。
名前の由来は、
この地方の方言として、「練る」とこで「あねて」
「ひっくり返し」ながら生地をつくるので「かえし」
それで
”あねかえし”
という名前になったそうです。
お味の方はというと、
皮にたっぷり練り込まれたよもぎの風味が一杯に広がって、
自然な甘さの餡がとてもおいしく
春を感じる和菓子でした。
とってもおいしいです。
下呂の銘菓といえばやっぱり
しらさぎ物語