金 かね カネ!!
ゴン太まげたくんの独り言
おはようございます
本日30日は3分間電話の日です
制定される前までは
1通話10円で時間は無制限だったのが
1970年(昭和45年)のこの日
公衆電話からの市内通話料金が3分で10円になりました
その昔
ゴン太まげたくんが
丁稚奉公で貧乏時代に
生活費に困りどうしてもお金が必要な時に
10円玉1枚持って公衆電話へ行った事を思い出しました
当時の勤め先が
実家からは遠く離れた場所でしたので
10円玉1枚で話せる時間と言えばほんの数秒でした
そんな短い時間で
お金の要求を的確に伝える為にはどうしたら良いか
公衆電話の前で考えに考え抜いた言葉が
『金 かね カネ』でした!
電話番号だけは確認しながら掛けたので自信はありましたが
一方的に話したので誰が出たのかは分かりません
でも数日後に
手紙の中に1万円が小さく折りたたんであって
封筒で送られて来ました
『これで生活できる』と喜び
手紙の字を見たとき祖母からだと分かりました
ただゴン太まげたくんの
身体を気遣う言葉が延々と綴られていました
そして最後に
『帰っておいで』と一言だけ書いてありました
ただ・・
ただ泣きじゃくるゴン太まげたくんでした
ゴン太まげたくんはおばぁちゃん子で
良く可愛がって貰ったのに
就職の際には
喧嘩して仲たがいしたまま
祖母と別れてしまいました
ゴン太まげたくんが小学校時代
冬の寒い時に帰宅すると
必ず板粕を焼いてくれて
帰宅を待っていました(もう時効です)
絶妙な焦げ目に
醤油を付けて食べるのが絶品でした
そんな昔の事を思い出し
実家へ帰る事に決めました
送られてきた1万円は使う事ができず
給料日までの2日間を
飲まず食わずで過ごしました
退職して帰宅したとき
真っ先に祖母が出迎えてくれて
ストーブには板粕が焼いてありました
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