インスタントラーメンは高地ではうまくつくれない・・・ 信州そばなら大丈夫?
飛騨のかっぺたん
信州そばでは、
そういうことは無いと思いますが、
ラーメンをオーダーするときに
麺の固さは
指定されますか?
「バリかたで・・・」
「かためで・・・」
なんて・・・
それでは、
インスタントラーメンをつくるときにはどうでしょう。
調理時間3分と記載されているものは、
どの時点から3分なのか?
お湯を入れ始め?
お湯を入れ終わってから?
どちらかで30秒ぐらいは違ってきますよね~。
水の沸点は100℃って習いましたよね。
でも、その温度は気圧によって違います。
標高が高い飛騨高山(約600m)では、
お湯は、98℃で沸騰します。
飛騨高山で一番高い奥穂高岳(3190m)では、
89℃で沸騰してしまいますので、
それで、
インスタントラーメンを作ると
芯のある麺になっちゃいます。
ですから、
乗鞍の山頂では、
お米もうまく炊けません。
圧力鍋を使い強制的に
気圧を高めて
調理するわけですね。
98℃までしか上がらないお湯。
普通に3分でもちょっと固めに仕上がるわけです。
やわらかめの麺がお好みの方は、
あと30秒ぐらいまってから
いただいた方がいいかもしれません。
高いところを飛ぶ飛行機。
JALでは、
「うどんですかい(SKY)」
「らーめんですかい(SKY)]
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という、温度の低いお湯でも戻る麺の
カップめんを販売しています。
さて、
信州そばを茹でるにも、
乗鞍や、穂高では、
圧力鍋が必要です。
飛騨高山でも、
うどんやそばを茹でるときに
圧力鍋を使った方が、
コシのあるおいしい麺に茹で上がります。
ですので、
結構、キッチンに圧力鍋があるお宅が多いですよ!