日本の伝統産業 養蜂(国産はちみつ)に紙漉
飛騨のかっぺたん
日本には、誇るべきもの
守るべき産業・技術が多くあります。
宝石のような純国産はちみつや
ロケットも飛ばす工業技術。
昔から伝えられる伝統的な工芸など・・・
美濃和紙が国の重要無形文化財に
認定されたのは記憶に新しいですが、
飛騨にも、有名な「和紙」があります。
毎年、春になると水芭蕉が咲き誇る
「天生県立自然公園」
が飛騨市河合町にあります。
河合町には、600年の歴史を持つ和紙「山中和紙」があります。
飛騨の山中、飛騨市河合町(旧河合村)では、和紙の原料となる楮(こうぞ)の栽培が古くから行われており
和紙の原料には、楮(こうぞ)・三椏(みつまた)・雁皮(がんぴ)などがあります。
クワ科の落葉低木であるこうぞは、1年で3メートル以上に伸び、毎年収穫できます。
←楮(こうぞ)
河合町で生産される和紙は、「山中和紙」と呼ばれ、それは飛騨紙の産地の中で、一番山奥で生産されていたことが由来となっています。
飛騨の冬はとても厳しく全てが凍てつきます。
厳しい冬の間に、雪でこうぞを漂白する寒ざらし作業が大きな特徴となっています。毎年のこととはいえこれは、想像を絶する大変な作業です。
そしてこうぞの繊維を抽出するのですが、楮の繊維を均一に水の中に広げさせ、簀の上での水の引き方を調節して、繊維をよく絡ませるために「トロロアオイ」の根からでるネバネバの液を繊維に混ぜます(ネリといいます)。
右の方が楮の繊維が均一に混ざっているのが分かるでしょうか。
ネリが楮の繊維一本一本を包み込んでいるので、水とよくなじむのです。このネリがないと紙を漉いたときいわゆる「地合(ぢあい)の悪い紙」になってしまいます。
そして、熟練した手漉き職人の手により美しい和紙になるのです。
はがき、便箋、封筒、名刺、
障子紙、和紙のれん等の製品や、染物と和紙による製品など、様々な製品が創られています。
↑「山中和紙」のリビングライト
和紙を通した優しい光が心地よく、とてもリラックスできます。
そして、河合町の学校では、卒業証書に自分で漉いた和紙を使っています。
↑(和紙の卒業証書)(イメージ)
自分で漉いた和紙の卒業証書は、一生の宝物になるでしょう、、。
紙漉は、いなか工芸館で体験することが出来ます。勿論作品はお持ち帰りOkです。最高の旅の思い出になるでしょう。
河合町には、他にも天然の温泉施設や、体験館など飛騨の自然を満喫できるところがたくさんあります。夏休みシーズンには、大自然の中キャンプを楽しむことが出来ます。
まだ気が早いですが、今年の夏は”飛騨河合町”で決まりですね。
交通アクセス
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