浦島太郎も食べた?信州そば
木曽です。
何処が、浦島太郎さんの地元なのか、わかりませんが、
木曽の上松の寝覚の床というところに、
「浦島太郎の伝説」が、残っています。
木曽の伝説より 「寝覚の床の浦島太郎」
龍宮城で、時の経つのも忘れ、遊んでいた浦島太郎は、
ある日鶏の鳴き声を聞き、急に帰りたくなった。
そこで、龍王にいとまごいを申し出ると、龍王は贈り物として
弁財天の尊像と万宝神書を一巻、それと玉手箱を、くれた。
太郎が家へ帰ってみると、故郷は一変していて、顔の知らない
人ばかり。
太郎は、すっかり驚いて、故郷を偲んで、諸国漫遊の旅に出た。
そして、木曽路の「寝覚の床」に来て、太郎はそこがすっかり
気に入った。
毎日、好きな釣りをして楽しい太郎であったが、ある日村人に
昔話をしたついでに、玉手箱を開けて、その煙をかぶったら、
300歳の翁になってしまった。
姿見の淵に自分の姿を写して、現実に戻った太郎は、弁財天を
置いて、どこへともなく、行ってしまったそうです。
その場所は、太郎が「夢から覚めた場所」ことで、“寝覚の床”
と呼ばれるようになったそうです。
寝覚山臨川寺(寝覚のお寺)には、弁財天が祀られているそうです。
ここにいる間に、浦島太郎は、そばを食べたのでしょうか?