人生は「信州そば」のように長いから・・ 賢い保険の考え方
飛騨のかっぺたん
人生は「信州そば」のように長いから・・
いざというときに
自分や、家族をサポートしてくれるはずの
”保険”
でも、
助けてくれるはずの保険が
逆に足枷になっているとしたら・・・
保険には、いろいろあるが、
損害保険(火災保険・地震保険)
生命保険
公的にも、
健康保険
や
などがある。
今入っている保険はほんとうに
あなたにとって必要なものなのだろうか?
いまから、勝手に述べることは
あくまでも個人の見解なので
そのおつもりで軽く流していただければと思います。
前日は、
「自動車保険」
について
触れたが、
今回は、
一般的に
「生命保険」。
まえにも
述べたが、
考え方の基本として、
そもそも、
保険とは
万が一のときに
自助努力では補いきれない部分
に関して
加入するべきもの。
ということは、
自助努力で補えるだろう部分
については、
あえて、加入する必要は無いのであります。
もっといえば、
加入してはいけないとまで言ってしまいましょう。
民間保険は、
会社として利益を捻出する必要があるのは明確。
そもそも、
保険というのは、
相互扶助(お互いに助け合う)のが本文。
なのに、
私達が支払った保険金の
2割から3割(公開されている一例)は、
民間保険会社の運営費として消えてしまいます。
ですから、
年間10万円支払っているとすると、
7万円しか、
利用者に還元されないといえます。
預金で考えると、
10万円預金して一年後におろすと、
手数料分で3万円とられて
7万円しかかえってこないことになります。
それに、
保険の場合は、
預金と違い、
何もなかった人の場合は還元率は0%。
10万円は、
びた一文かえってきません。
最近は、
手術で入院しても日帰り、
長くても一週間程度の入院になるケースが多く、
保険でカバーするといっても、
せいぜい数万円がほとんど。
その程度なら、少しの預金があれば
普通に支払えますよね。
これは、
長期にわたる契約の場合、
なんとも大損な取引と言えます。
それでも、
健康で何もなかったのだから
よかったと思ってくださいね。
などといわれますが、
ほんとうによかったのは、
保険会社のほうで、
掛ける方は、
必要の無い保険を掛けていなければ、
毎年、家族で温泉旅行ができるはずだったのですから
ちっともよくありません。
それに、そのお金を運用していたら、
もっと増えていたかもしれないのです。
ちなみに保険会社は、
私たちの掛け金を運用することによって
更に利益を出しています。
医療費については、
公的支援として、高額医療制度があり、
そのほかにも、
しらないだけでさまざまな
公的補助が存在します。
冷静になって考えてみると、
貯金・預金は100%自分のために将来お金を利用できますが、
「保険」は、あくまでも相互扶助。
自分も助けてもらえますが、
他人のリスクをも保障することになります。
ですから、
掛け金のほとんどは、
自分には返ってこないのです。
それに
わすれちゃいけません。
その保険会社の人件費までも、
加入者のお金です。
加入の必要性は人それぞれ。
まだ子どもが小さく大黒柱の存在を
急に失うリスクに対しては、
保険は本当に有効だと思います。
前述したとおり、
自助努力では補いきれない部分
について備えるもの。
という考えを根底におくと保険選びの参考になると思います。
余談ですが、
今は超低金利時代。
もう手遅れの方も多いかもしれませんが、
バブル時代の高金利時代に契約した保険の
更新を勧める保険外交員さんが多いですが、
多くは加入者にとって損なことが(得なら勧めないはず)
ほとんどですので
契約書をよく読んで賢明な判断をしてくださいね。