azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

ねえちゃんとの思い出・・・ わさびマヨピーナッツ

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

わたくしめには、

5つ離れた姉がおります。

 

 

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そして、幼少時代の姉との思い出は、

”わさびマヨピーナッツ”

のように、

ぴりっ!と辛いものが・・・

 

共働きの家庭でお育ちになった

わたくし・・・

お留守番の機会がどうしても多くなります。

 

5歳も歳が違うと

兄弟とはいえ、

完全なる主従関係がなりたつのでございます。

もちろん、

弟であるわたくしは従の方

ご主人様のおっしゃることは、

神の声。

 

夏休みになると

あの手

 この手で

ぱしり

を命じられます。

 

男は胃袋を握られるのが一番つらい・・・

 

当時、姉がつくる

「ハムライス」

 

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(今思うと、ハムとたまねぎと

      ご飯を炒めただけの・・・)

なるものが、大好きだったわたしは、

その

「ハムライス」

を、作ってもらう代わりに

やく500メートル離れた

ちいちゃな

お店(駄菓子屋?)

けった

 マシン

(自転車)

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そのたびに、

疾走させるのでした。

 

うちの家系は、

 まぁ、

とにかくアイスクリーム

   が異常にだいすきな家系で

 

 当時の

冷凍庫には、

 ファミリーパックの大量在庫も、

潤沢なお小遣も無かった少年時代。

毎日

発生するお小遣い

を、その都度

アイスクリームに

等価交換(鋼の錬金術師参照)

する作業が必要でした。

 

アイスクリームというものの性質上、

 

「溶ける!」

 

という

致命的な弱点を持っているため、

ゲットしたあとは、

店からの

 ほぼ500mの距離を

(なんと帰りは上り坂!

 いきはよいよい帰りはつらい・・・)、

 

猛ダッシュ!

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「ねえちゃ~~~ん!

  まってろよ~~~!!」

 

と・・・

涙ぐましい兄弟愛。

(ほんとうは、

  ハムライスのため・・・)

 

「ねえちゃん!かえったぜ!」

 

 玄関開けて、

冷凍庫の扉を

 おもむろに開け、

レジ袋に入ったアイスを

 そのままほうりこみ、

 

ミッション

  コンプリート!

 

そして姉を見ると

ねえちゃんの目には、

喜びのあまり

 ひかるものが・・・

(ほんとうの話です)

 

(実は、

ハムライスには、大量のたまねぎが入っているので、

切れない包丁で刻むときなみだが大量に出るのだった。)

 

・・・まぁ・・・

お互い

いそぎんちゃくとくまのみ

(どっちがどっちかは、そうぞうにまかせる)

みたいな

 共生関係ともいえるので、

ぜんぜん大丈夫なんですけどね!

(なにが?)

 

そんな感じの暮らしも、

 自分が、

中学生になってまもなく

ねえちゃんは、

看護婦

(そのころはまだ看護師とはよんでない)

さんになるために

名古屋の大学に行ってしまって、

たのしい(?)

二人きりのお留守番は、

終わりを告げてしまいました・・・

 

ねえちゃんのいない

 

 夏休み・・・

 

外から漏れるヒグラシの声がせつなくきこえる

    昼下がりの午後・・・

ハムライスを食べながら

(自分でつくれるようになった・・・)

感慨にふけるそんなひととき・・・

 

 いいはなしでしょ!

 

 なにがっ!

 

わさびマヨピーナッツ

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