azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

さるぼぼは飛騨人の優しい心から生まれた

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

 飛騨高山市では、誰もが住みやすく、住みたくなるような落ち着いた定住環境と、賑わいのある交流環境を整備し、市民一人ひとりが誇りと生きがいを持てるまちづくり進めています。

 障害者施策についても、全ての人々が共に等しく地域で学び、働き、そして豊かに暮らすことができる社会、「ノーマライゼーション」の考え方を基本理念としています。

10735211422.jpg

 人々の健康志向、自然とのふれあい思考が高まる中、訪れる人々に心地よい満足感や癒しを提供する”もてなし”は、今後ますます求められると思われます。

10735211258.jpg

 その意味からも、飛騨高山の福祉と観光施策は、不可分といえます。それにせっかくの施策も市民一人ひとりが知らなければ意味がなく、行政と共に「福祉観光都市」をめざし、高山市に誇りを持つことができるようにしたいと思っています。

10735211456.jpg


道路の段差解消

担当:維持課

車いすを利用する方々や高齢者にとって道路の段差は大きなバリアの一つです。生活環境整備の一環として、車道と歩道との段差の解消や交差点の改良をすすめています。

車いすトイレの設置

担当:福祉

市街地の公衆トイレおよび公的施設、ホテル、旅館を含め80ヶ所に、車いす利用者用のトイレを設置しています。既設の公衆トイレも手摺等の設置を進めております。

暗渠蓋の整備

担当:維持課

水路の多い市内道路が車いすに支障のないように、金属製暗渠蓋(グレイチング)を格子の細かい製品に、順次設置しています。

車いすの貸し出し

担当:高山市社会福祉協議会 電話:0577-35-0294

市民はもちろん、観光客のためにも車いすのレンタルが受けられます。ただし、台数が限られていますので事前に予約してください。

電動カー・ベビーカーの貸し出し

担当:まちひとぷら座・かんかこかん 電話:0577-33-5055

市民はもちろん、観光客も電動カー及びベビーカーがレンタルできます。
ただし、台数に限りがありますので事前に予約してください。

「飛騨の里」で車いす見学コース設置

担当:飛騨民俗村 電話:0577-34-4711

普通の車いすに加え、電動車いすも借りられます。五阿弥池周辺の歩道も舗装化しましたので、足の不自由な方でも、よりスムーズな見学が可能となりました。

福祉バス「のらマイカー」の運行

担当:高年介護課 のらマイカー

bus4.gifクリックすると詳細情報

一般市民、特に高齢者や障害者が低料金で利用できる巡回バスを運行。市内外回りは東線、西線、北線、南線(各ルート右回り、左回りあり)計8ルートあり、それぞれ1日に4便でています。全線100円(乳幼児無料)。観光客も利用できます。

福祉タクシー

担当:身体障害者福祉協会 電話:0577-32-2402

車いすに乗ったまま利用できる大型タクシーを運行。料金は一般大型タクシーなみの低料金ですが、現在は1台なので予約が必要です。

「おもてなし365日」発行

担当:観光課

お客様の声や専門家の意見をまとめたサービスマニュアル。第1号では、宿泊施設に従事する観光事業者を対象に、おもてなしの心や気をつけるべき点をまとめています。

市営駐車料金の免除

担当:維持課

障害者の方が運転または同乗する車両を駐車されるときは、手帳の提示により駐車料金を免除します。


 等の施策が行われています。障害者・健常者問わず訪れた方々には住んでみたいなと思われるような暖かい街づくりを、飛騨人の誇りを持って取り組んでいきたいと思っています。

 

これも、人の優しさから生まれた

飛騨高山の民芸 飛騨のさるぼぼ

f:id:azusaya:20150616090131j:plain

        ↑ 画像をクリック!