azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

開田高原そばの故郷 御嶽山噴火から1年

f:id:azusaya:20150520123110g:plain 飯田のずくなしたぬきです。

 

開田高原そばの故郷を見守る御嶽山が噴火して一年が経ちました。

書こうか書くまいか、どうしようか悩みましたが
でもやっぱり書かせてもらいます。

たぬきが仕事で度々お世話になる木曽地方ですが
特に夏場は「開田高原とうもろこし」で大変お世話になりました。

去年も「とうもろこし」でお世話になり
8月から9月の上旬にかけて、度々開田高原へ足を運んでいました。

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開田高原の入口にある展望台より今年8月に撮影した御嶽山です。

たぬきの中では御嶽山
信仰の対象でありながら観光の目玉でもある
木曽を象徴する山として
開田高原に行く時などはその勇姿を見てワクワクしていました。
火山としての認識はありませんでした。
ですから、あそこまで大規模な噴火が起きるとは思ってもいませんでした。

 

2014年9月27日
歴史に残る大惨事になってしまった御嶽山の噴火ですが
最近の自然災害の多さから、記憶の中で薄れてしまいそうです。
犠牲者の方のご冥福をお祈りするとともに
ご遺族の方が言われていた「今後の教訓として忘れないで欲しい」との一言を
本当に重い言葉として受け止めたいと思います。

 

木曽の観光業に与える影響は1年経った今でも大きく
観光客は例年の3割程度だそうです。

が、今年「とうもろこし」でお世話になった農家の方に聞いたところ
「とうもろこし」に関しては近年稀に見る出来の良さだったようで
これが「御獄の恵み」なんだと言っていました。

たぬき個人として何ができるかわかりませんが
木曽の商品を売る事で、復興の手助けになっているのかなとも考えています。

 

あずさ屋では
「開田高原とうもろこし」
開田高原そば「霧しなそば」
酸っぱいお漬物「すんき漬」
などで木曽の方々にお世話になっています。

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