azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

阿島傘と日本の梅雨

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

 みなさんの自治体では、

夕方5時または、6時になると

広報のスピーカーから、

「5時(6時)になったよ〜♪

     子供達は早くお家に帰んなさいよ〜〜」

って、ミュージックチャイムが流れませんか?

 

 岐阜県高山市は、

お決まりの曲があって、

ずっと同じ曲が流れるのですが、

 

 さすが、観光地である

岐阜県下呂市は、

毎月流れる曲が変わります。

6月は、

「あめふりくまのこ」

youtu.be

かわいいんだけれど、

 何か、切ないメロディーが哀愁を誘います

 

7月は、

らしく

「海」

シーズン イン ザ サン 

      とかじゃないです)

”松原遠く 消ゆるところ〜♪”

ですね。

 

なんか、

ながれてくると懐かしい気持ちになって心和みます。

童謡っていいですね

子供の時に何気なく歌ってた歌詞も、

大人になって聴くと

あぁ こんなに深い意味があったんだぁ

なんて

新しい発見があったりします。

 

6月

雨の季節

かっぺたんは、両親が共働きだったので

学校から帰ると、

ばあちゃんが家で待っててくれました。

その時に

雨が降るとよくこの歌を唄ってたことを思い出します・・・

 

「あめふり」

   作詞 北原白秋

♪1

あめあめ ふれふれ かあさんが

じゃのめで おむかえ うれしいな

ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん

 

(いつもは一人で帰る道

   今日は雨降り・・・

傘を持ってこなかったから

お母さんが迎えに来てくれる

二人で帰る家路

子供のうれしくて

弾む気持ちを

日本語特有のオノマトペで表現)

 

♪3

あらあら あの子は ずぶ濡れで

やなぎの根方で泣いている

ピチピチ チャプチャプ ランランラン

 

(ずぶ濡れになって

    泣いている こどもを みつける)

 

♪4

かあさん ぼくのをかしましょか

きみきみ この傘 さしたまえ

ピチピチ チャプチャプ ランランラン

 

(なかなか こどもが、

君 君 この傘さしたまえ

とは、言わんやろうって 

ばあちゃんがここを唄うたびに

違和感がありました。

でもそこが、何故か気に入って

その部分だけ大きい声で

一緒に歌った記憶があります。

つっこみどころはあるものの

この子の行為に心温まりますね。)

 

♪5

ぼくならいいんだ  かあさんの

おおきな 蛇の目に入ってく

ピチピチ チャプチャプ  ランランラン

 

(傘をかしてあげた いいことした感♪と

かしてあげたことで おかあさんのおおきなかさで

くっついて歩けてさらにしあわせっ!

って気持ちが

 

♪1〜♪4

まで、全く同じ歌詞である、

ピチピチ チャプチャプ  ランランラン

でも、

♪5

♪ピチピチ チャプチャプ 

        ランランラン♪

ランランラン

ランランラン

って感じるのは

私だけでしょうか?

本当に日本語って深いですね。

 

それを踏まえて

↓どうぞ♪

youtu.be

 

さて、

着物姿のおかあさんが

さしてきたのは

こんな傘だったのかな?

f:id:azusaya:20150610163008j:plain

”阿島傘 蛇の目”

f:id:azusaya:20150519185244g:plain でお求めいただけます