阿島傘と日本の梅雨
飛騨のかっぺたん
みなさんの自治体では、
夕方5時または、6時になると
広報のスピーカーから、
「5時(6時)になったよ〜♪
子供達は早くお家に帰んなさいよ〜〜」
って、ミュージックチャイムが流れませんか?
お決まりの曲があって、
ずっと同じ曲が流れるのですが、
さすが、観光地である
毎月流れる曲が変わります。
6月は、
「あめふりくまのこ」
かわいいんだけれど、
何か、切ないメロディーが哀愁を誘います
7月は、
夏らしく
「海」
(シーズン イン ザ サン
とかじゃないです)
”松原遠く 消ゆるところ〜♪”
ですね。
なんか、
ながれてくると懐かしい気持ちになって心和みます。
童謡っていいですね
子供の時に何気なく歌ってた歌詞も、
大人になって聴くと
あぁ こんなに深い意味があったんだぁ
なんて
新しい発見があったりします。
6月は
雨の季節
かっぺたんは、両親が共働きだったので
学校から帰ると、
ばあちゃんが家で待っててくれました。
その時に
雨が降るとよくこの歌を唄ってたことを思い出します・・・
「あめふり」
作詞 北原白秋
♪1
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかえ うれしいな
ぴちぴち ちゃぷちゃぷ らんらんらん
(いつもは一人で帰る道
今日は雨降り・・・
傘を持ってこなかったから
お母さんが迎えに来てくれる
二人で帰る家路
子供のうれしくて
弾む気持ちを
日本語特有のオノマトペで表現)
♪3
あらあら あの子は ずぶ濡れで
やなぎの根方で泣いている
ピチピチ チャプチャプ ランランラン
(ずぶ濡れになって
泣いている こどもを みつける)
♪4
かあさん ぼくのをかしましょか
きみきみ この傘 さしたまえ
ピチピチ チャプチャプ ランランラン
(なかなか こどもが、
君 君 この傘さしたまえ
とは、言わんやろうって
ばあちゃんがここを唄うたびに
違和感がありました。
でもそこが、何故か気に入って
その部分だけ大きい声で
一緒に歌った記憶があります。
つっこみどころはあるものの
この子の行為に心温まりますね。)
♪5
ぼくならいいんだ かあさんの
おおきな 蛇の目に入ってく
ピチピチ チャプチャプ ランランラン
(傘をかしてあげた いいことした感♪と
かしてあげたことで おかあさんのおおきなかさで
くっついて歩けてさらにしあわせっ!
って気持ちが
♪1〜♪4
まで、全く同じ歌詞である、
ピチピチ チャプチャプ ランランラン
でも、
♪5
の
♪ピチピチ チャプチャプ
ランランラン♪
の
ランランラン
が
ランランラン
って感じるのは
私だけでしょうか?
本当に日本語って深いですね。
それを踏まえて
↓どうぞ♪
さて、
着物姿のおかあさんが
さしてきたのは
こんな傘だったのかな?
”阿島傘 蛇の目”