azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

巡り巡ってお年玉  飛騨のさるぼぼ

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

 お正月といえば、

子供達にとって重要なイベント

 

なんてったって

何もしなくたって

どんどん懐が

  あったかくなって

     いきますもの・・・

 

 

 そう、

”お年玉”

 すでに、

ほしいもののために

  使っちゃった子もいるんじゃないかな?

 

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子供の親にとっては、

これまた

  大変な習慣・・・

始めた人を

   恨みたくなるぐらい・・・

 

特に、

一人っ子の親は、

入るより、

出るほうが、

断然多い

 

ほんと、

お年玉って

   子供が間に入って

 大人が、

お金のやり取りをしているようなもの。

 

うちの場合は、

どうして

そうゆうふうにしたか

覚えていないけど、

多分、

生まれて初めてのお正月に

親戚の方達から、

いただいたお年玉がきっかけ・・・

 

 当然、

赤ちゃんは使い方知らないから、

それを機に

通帳をつくって

お年玉

おはじめにしました。

 

それからは、

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お客さんや友達、

親戚の方達、

おじいちゃん、

おばあちゃんから

孫のためにといただいたものは、

全て

その通帳に・・・

 それは、

子供が大きくなっても

習慣のようになっていて、

人様からいただいたお金は、

 

「みんな本当は、

  欲しいものたくさんあるんだろうに、

 それに使いたかったはずのお金を

  あんたのために・・・って思って

 

って

その度に、娘には

お話ししてて

 

一緒に

郵便局に行って

自分で

ATMから貯金するのが

習慣に・・・。

 

お年玉については、

その時しか買えないもの

     ほしいものだって

あるはずなので

自分たちがあげるお年玉

好きなように使っていいからって

ことにしてました。

 

小学生の頃、

一定期間実施された

子ども手当の支給も、

勝手に自分たちの判断で使う権利などない

と思って、

(一人っ子だからできたことですけどね)

それも、

そのまま同じ通帳に・・・

 

 おかげさまで、

無事に成人式を迎え、

 

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とりあえず預かっていた通帳は、

娘の手元に。

(っていうか元々娘のものだしね)

通帳の金額が印字してある

横の空欄には、

(誰々さんから、お年玉とか、

 誰々さんから、お小遣い、

 ・・・から入学祝い

 ・・・から合格祝い

 ・・・から進学祝い

 ・・・などなど・・・

二冊にも渡る通帳に

まるで

日記のように

手書きの文字が書かれています。

 

 そうなると、

印字してある金額も

無機質ではなくって

心がこもったあたたかいもの

見えてきて・・・

 

子供が成人するまでに

これだけの

たくさんの人たちが、

この子のためにと

気遣ってくれたことを

改めて

気付かされます。

 

そして、

その金額も

一括で

新車

が買えるほどに・・・

 

 「でも、

         これはもう手をつけられないよね。」

 

って、

手はつけずに

今は自分の力で、

その欄を

うめていってるみたいです。

 

というわけで、

今度、

通勤用に

娘が使う

 新車は、

しっかり、

私たちの懐から・・・

 

「ちょっと!

  諸経費ぐらいは、

   自分で出せよっ。」

って言ってますけどね。

 

飛騨のさるぼぼ

は、

おばあちゃんが

孫が毎日幸せにすくすく育つことを祈って

手作りで

作ってあげたものが始まりです。

 

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     飛騨のさるぼぼ

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