azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

年の瀬には信州そばを・・・

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

一年が過ぎるのは、

本当に早いですね。

 

あずさ屋の

この時期の人気商品は、プレミアムそば(信州そば)

ですが、

信州そばが動き始めると、

本当に、年の瀬が近づいたんだなっ!ってしみじみ感じます。

 

年の瀬の「瀬」

って何か知ってますか?

 

それは、

流れる川の瀬。

 

川というのは、

真ん中は、流れが緩くて

端っこに行くほど流れが急になるイメージですよね。

 

それに、

水かさも浅く、船で渡るのに本当に難しい場所と言えます。

 

江戸時代。

というか、

私が子供の時も

文房具屋さんでしたので、

よくお客さんは、

ツケで頼むよ!

と言って商品を買ってゆきました。

 

もちろん、

信用があってこそのものですから、

年内中には、

生活がどんなに大変でもきちんと

支払われることがほとんどでした。

 

年越しといえば、

季節は、

真冬。

江戸時代の庶民はつつましいくらしをしている人が

たくさんいただろうから

ツケを支払ってしまうと

寒い夜に食べ物も買えずに、暖もとれない

でも、

ツケを来年に持ち越すわけにはいかない。

といった、鬼気迫る状況。

ツケの払いを行うことの困難さを川の瀬に

例えてそう表現したのが始まりとされています。

 

忘年会、お歳暮、クリスマスプレゼント、年越しの準備、

お年玉、などなど・・・

お金が飛ぶように出てゆくことに

本当に悩ましいのは、

今も昔も変わらないようですね。

 

GI値の食品

信州そば