azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

人生は「信州そば」のように長いから・・ 賢い保険の考え方

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

人生は「信州そば」のように長いから・・

いざというときに

自分や、家族をサポートしてくれるはずの

”保険”

でも、

助けてくれるはずの保険が

逆に足枷になっているとしたら・・・

 

保険には、いろいろあるが、

損害保険(火災保険・地震保険

自動車保険

生命保険

 

公的にも、

健康保険

雇用保険

などがある。

 

f:id:azusaya:20160915152100p:plain

今入っている保険はほんとうに

あなたにとって必要なものなのだろうか?

 

いまから、勝手に述べることは

あくまでも個人の見解なので

そのおつもりで軽く流していただければと思います。

 

前日は、

自動車保険

について

触れたが、

今回は、

一般的に

「生命保険」。

 

まえにも

述べたが、

考え方の基本として、

そもそも、

保険とは

万が一のときに

自助努力では補いきれない部分

に関して

加入するべきもの。

 

ということは、

自助努力で補えるだろう部分

については、

あえて、加入する必要は無いのであります。

もっといえば、

加入してはいけないとまで言ってしまいましょう。

 

f:id:azusaya:20160915152022p:plain

 

 民間保険は、

会社として利益を捻出する必要があるのは明確。

 そもそも、

保険というのは、

相互扶助(お互いに助け合う)のが本文。

なのに、

私達が支払った保険金の

2割から3割(公開されている一例)は、

民間保険会社の運営費として消えてしまいます。

ですから、

年間10万円支払っているとすると、

7万円しか、

利用者に還元されないといえます。

預金で考えると、

10万円預金して一年後におろすと、

手数料分で3万円とられて

7万円しかかえってこないことになります。

それに、

保険の場合は、

預金と違い、

何もなかった人の場合は還元率は0%。

10万円は、

びた一文かえってきません。

 

 最近は、

手術で入院しても日帰り、

長くても一週間程度の入院になるケースが多く、

保険でカバーするといっても、

せいぜい数万円がほとんど。

その程度なら、少しの預金があれば

普通に支払えますよね。

これは、

長期にわたる契約の場合、

なんとも大損な取引と言えます。

それでも、

健康で何もなかったのだから

よかったと思ってくださいね。

などといわれますが、

ほんとうによかったのは、

保険会社のほうで、

掛ける方は、

必要の無い保険を掛けていなければ、

毎年、家族で温泉旅行ができるはずだったのですから

ちっともよくありません。

 それに、そのお金を運用していたら、

もっと増えていたかもしれないのです。

ちなみに保険会社は、

私たちの掛け金を運用することによって

更に利益を出しています。

 

 医療費については、

公的支援として、高額医療制度があり、

そのほかにも、

しらないだけでさまざまな

公的補助が存在します。

 

冷静になって考えてみると、

貯金・預金は100%自分のために将来お金を利用できますが、

「保険」は、あくまでも相互扶助。

自分も助けてもらえますが、

他人のリスクをも保障することになります。

ですから、

掛け金のほとんどは、

自分には返ってこないのです。

それに

わすれちゃいけません。

その保険会社の人件費までも、

加入者のお金です。

 

f:id:azusaya:20160915152127p:plain

 

加入の必要性は人それぞれ。

まだ子どもが小さく大黒柱の存在を

急に失うリスクに対しては、

保険は本当に有効だと思います。

 

 前述したとおり、

自助努力では補いきれない部分

について備えるもの。

という考えを根底におくと保険選びの参考になると思います。

 

 余談ですが、

今は超低金利時代。

もう手遅れの方も多いかもしれませんが、

バブル時代の高金利時代に契約した保険の

更新を勧める保険外交員さんが多いですが、

多くは加入者にとって損なことが(得なら勧めないはず)

ほとんどですので

契約書をよく読んで賢明な判断をしてくださいね。

 

信州そば