azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

インスタントラーメンは高地ではうまくつくれない・・・ 信州そばなら大丈夫?

f:id:azusaya:20150512145312p:plain飛騨のかっぺたん

 

信州そばでは、

そういうことは無いと思いますが、

ラーメンをオーダーするときに

 麺の固さは

 指定されますか?

 

「バリかたで・・・」

「かためで・・・」

 

なんて・・・

 

 それでは、

インスタントラーメンをつくるときにはどうでしょう。

 

 調理時間3分と記載されているものは、

どの時点から3分なのか?

 

 お湯を入れ始め?

 お湯を入れ終わってから?

 

 どちらかで30秒ぐらいは違ってきますよね~。

 

 水の沸点は100℃って習いましたよね。

でも、その温度は気圧によって違います。

 

 標高が高い飛騨高山(約600m)では、

お湯は、98℃で沸騰します。

 

 飛騨高山で一番高い奥穂高岳(3190m)では、

89℃で沸騰してしまいますので、

 

 それで、

インスタントラーメンを作ると

芯のある麺になっちゃいます。

 

 ですから、

 乗鞍の山頂では、

お米もうまく炊けません。

 

 圧力鍋を使い強制的に

気圧を高めて

調理するわけですね。

 

 98℃までしか上がらないお湯。

普通に3分でもちょっと固めに仕上がるわけです。

 

 やわらかめの麺がお好みの方は、

あと30秒ぐらいまってから

 いただいた方がいいかもしれません。

 

 高いところを飛ぶ飛行機。

JALでは、

「うどんですかい(SKY)」

「らーめんですかい(SKY)]

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↑クリックでショップサイトへ・・・

という、温度の低いお湯でも戻る麺の

 カップめんを販売しています。

 

さて、

信州そばを茹でるにも、

乗鞍や、穂高では、

圧力鍋が必要です。

 

 飛騨高山でも、

うどんやそばを茹でるときに

圧力鍋を使った方が、

コシのあるおいしい麺に茹で上がります。

 ですので、

結構、キッチンに圧力鍋があるお宅が多いですよ!

 

信州そば