azusaya’s diary

あずさ屋日記 飛騨・信州便り

甘酒おいしい。で、まとめてみた。

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一夜酒 隣の子迄 来たりけり

 

小林一茶の俳句です。

私は仕事で甘酒を扱っている。

 

疲れた一日の最後に「ぐいっ」と甘酒を喉の奥に収めたところで

気分が良く「うまい!」の変わりに1句読もうとしたが

 

まったく俳句の引き出しが無いことに気づいてもう1口飲んでみても

やっぱり同じだった あずさ屋です(悲

 

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だがしかし!

次回飲んだときにもっと”味わい深い”バックボーンの効いた甘酒を

味わうために少し調べてみる事にした。

 

甘酒の歴史

なんと甘酒、古くは古墳時代の《日本書紀》(昔習った気が・・)の起源となる

天甜酒(アマノタムザケと読む)という甘酒の先祖のような飲み物の事が

 

書いてあるらしい!要するにすっごい昔からあるぜってことなんだろうけど何年前の話なんだろう?

 

古墳時代って3世紀とかのはずなので・・・1700年とか前??

人と酒って古くからの付き合いだ。

 

少し調べてみるとメソポタミアの時代、紀元前4000年とかにはシュメール人がビール(そんな時代から!!)を、日本では木花開耶姫コノハナノサクヤビメと読む)

 

という人が狭名田(サナダ)の稲で甘酒の元祖、天甜酒(アマノタムザケ)を使い農作に伴う儀式などが行われていたとか。。。

 

やはり、人は酒と共に生きてきたとも言えるのではないか。。

今度飲むときは神妙に飲むことにする。

 

しかし日本ではその昔(と言っても江戸時代とかのようだが)

「あ~まい~あまいっ!あまざ~けぇぇ~~~(甘酒)ッッ!!!」

 

と行商が夏の暑さでバテバテな江戸っ子たちに滋養強壮ドリンクとして売り歩いていたとか。(後のエナジードリンクである。)

 

そんな400年も前に滋養強壮で飲んでたのなら、日本人のDNAは欲しがるに決まっている。

 

赤い牛のエナジーも良いかもしれない。

ただ、甘酒は実は日本人にはかなりのエナジードリンクになるのかもしれない。

(と歴史から感じてみる)

 

そして誰でも楽しめるように、金額の上限を4文に設定し武士が内職で作っていたともいわれている(これは酒屋のを飲みたいw)

 

そしてこれが現代の酒蔵が作った甘酒↓

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呼び方

一夜酒(ヒトヨザケ)

醴酒(コサケ、コザケ「濃い酒」)

口酒(コザケ)

濃酒(コザケ)

三国一(サンゴクイチ)

白雪醴(シラユコキザケ)

甘酒(アマザケ)             などがある。

 

個人的には一夜酒がかっこよいと思う。

「さーて。。帰って一夜酒でもしよっかなぁ」なんて言ってみたりしたいものだ。

 

 

 

作り方

 

(製法は複数存在する。)

 

麹を使った甘酒の作り方。家で作る場合。

・150gの米と3合の水でお粥を作る。

・役60度に保温しながら200gの米麹をいれまぜる。(65度以上は菌がダメになる)

・10時間~12時間ほど寝かす。(ここから一夜酒が来たらしい

・完成。(1週間程度で飲み終えないといけないとの事。)

 

 

 

酒粕を使った甘酒の作り方。こちらも家で作る場合。

酒粕をお湯に溶き砂糖などを加える。

・完成。(お!なんか簡単かも。)

 

 

 

飲み方・レシピ

コチラは今後追加予定。

 何かに混ぜてみるつもり。

 

 

甘酒の歌(おまけ)

www.youtube.com

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どうだったでしょうか。

甘酒。少し甘酒を飲むことがあればバックボーンの効いた甘酒を

楽しむことが出来るのではないでしょうか。

 

 

 

バックボーンを楽しむには酒蔵が作った甘酒↓

ま、一番美味いのは間違いないw

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