さるぼぼと厳冬の飛騨の里
飛騨のかっぺたん
飛騨民俗村・飛騨の里の冬
五阿弥池に立ち並ぶ合掌造りの重厚な民家群に圧倒されます。
飛騨の厳しい自然と風土から生まれた多様な藁葺き民家や榑葺き民家、和紙透き小屋、炭焼き小屋、水車小屋、
路傍の神仏、段々畑、田んぼなど、歴史に刻まれた美しい風景が見事に再現されています。
「屋根のない民俗博物館」としては間違いなく一級品です。
ゆっくり散策すれば二時間以上はあっというまにすぎるほど、質・量共に充実しています。
かつての雪国の農山村は、どこも貧しく、それがために自然の力を最大限に生かす知恵と工夫に満ちています。
物のない時代に生きた人々が厳しい自然を相手にしていかにして生きたかを感じ取ることが出来ます。
雪深い飛騨の暮らしでは、積もった雪の処理が大変です。
屋根に積もった雪の処理もしかり、、。
両手を合わせたような形の合掌造りと呼ばれる屋根は、雪を積もりにくくするための構造です。
てっぺんと両脇に雪が積もった屋根は、サザエさんの髪型に似ていることから
サザエさんカットと呼ばれています。
家の中にも、工夫があります。
囲炉裏では、家族揃っての食事や団欒、煮炊き、濡れた衣服の乾燥が行われ、
一日中、火を絶やさぬようにしていました。
囲炉裏からでる煙は、屋根裏の防虫やねずみの駆除、屋根のわらに燻製の役割をし、防臭の効果もあります。
そして、万物には、神が宿り、火には火の神・水場には水の神・家には家の神が守護していると
言い伝えられ全ての物を大切に敬いながら生活していました。
次回は、
飛騨の里の夜の風景をお見せしたいですね・・・
飛騨高山といえば・・・
飛騨のさるぼぼ
は、
人の子を思うやさしい気持ちからうまれました・・・
飛騨のさるぼぼ
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